おしさしぶりです。駄文かまします。
おしさしぶりです。
どうも僕です。
気づけば研修医生活もあと半年ですか・・・早いですね。
400Mトラックを走っているならば第3コーナーを回ったところですか。ここから先は僕の苦手なコーナーであります。歩きてえ、でも早くゴールしてえ。
何れにしても、本人の意思とは関係なしにゴールが見えてきてしまいました。。
研修医が終わるのは寂しいけど、将来の進路が決まっている今は早く後期研修医になりたいっていう気持ちの方が強いですね!
さて、最近大学時代の友達と会う機会が結構あって、この時期になると大抵こんな会話が出ます。
「みんな何科行くん?」「どこの医局入るん?」
傾向として、概ね、
消化器内科、整形外科、総合診療科
が多い印象。
総合診療科は置いておいて、内科の消化器内科と外科の整形外科に共通してるのはなんだろう。
患者が多い、さらに細分化されそれぞれの専門性が高い、手技(手術)がある、というところは求める人が多いのでしょうか。
総合診療科。
今本邦ではある意味最もホットな診療科。
他科の学年が上の先生たちは、総合診療?何やってるの?結局専門て言えるの?
って思ってるみたいです。
でも、この科に進む人たちは間違いなく先見の明がある人たちです!
この先、大病院の外にいる総合診療医が大きな仕事をします!
日本の医療はもっともっと変わっていくんやろなあ。
さて自分はというと、、日本の将来の医療のあり方にとても興味があります。そういう意味では総合診療も面白そうだな〜とは思うんだけど、そういう観点からも整形外科は将来性があると思ってます。
頭でっかちに感じになってしまったけど、要は患者さんのQOLに直結する機能外科っていいなってことですね!!
しばらくは整形外科医として名乗れるよう精進いたします。
では。
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こんちは。どうも僕です。
世間はGWですが、僕もちゃんとGW中ですw
明後日からしっかり韓国行ってきます。
さて、遅くなりましたが先月のMIC(Most Impressive Case)を紹介したいと思います。
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64歳男性、呼吸苦を主訴に救急搬送。
きてみると、その男性は顔色不良、妙に痩せていて、座位、酸素10LでSat90%前後だった。
このパターンはCOPD急性増悪か慢性心不全急性増悪やろな〜、とか呑気に思っていた。
撮った胸部CTで、右胸腔いっぱいに溜まった胸水、完全に虚脱した右肺を確認した。
これは異常・・・
胸腔穿刺してみると引けたのは血性胸水。
まず疑うのは癌性胸水ですね。
その目で見てみると、右肺には結節が多数、左肺にもパラパラと転移を思わせる小結節が多数。。そしてやはりヘビースモーカーだったようです。
ストーリーとしては、右肺癌(原発不明)→癌性胸膜炎→癌性胸水→呼吸不全+反対側メタ
となりましょうか。
確定診断は胸水細胞診ですが、この時点で癌の可能性は濃厚ですが、だとしたらStageⅣ。
奥さんに話を聞くと、本人は2ヶ月前から急に疲れやすくなり、食が細くなり、痩せ始めたとのこと。数日前からは歩くのもやっとという状態だったそう。
なぜこうなるまで病院来なかったんだ。。
指導医「主治医やるか?」
自分「やります!」
かくして、末期癌(疑い)の主治医を担当させていただくこととなった。これまで主治医として診てきたのは、めまいや自然気胸の人たちだったので、なんふぁこの飛躍!とは思ったけど、指導医の先生が後ろでついてくれるし、確定診断までの呼吸管理がメインになりそうなので、それならなんとかと思い担当させてもらうことにしました。
この時僕は、最も過酷な1週間が訪れるとは知る由もなかった!!
続く
仕事もバレーも
どーも、僕です。
今日は久しぶりに副院長(31歳イケメン優秀)の往診列に同乗。
研修医になって最初の半年は、上の先生について回るのなんて学生と変わらんーー俺にやらせてくれい😭
とピーチクパーチク医局で愚痴をこぼしておった僕ですが、上の先生にくっついていることがいかに大事か一年かけてじわじわとわかってきました。
バレーのスパイクで言うなれば、
一人で試行錯誤してスパイクを打てるようになるか
上手い選手のプレーを見たり、コツを聞いたりしてスパイクを打てるようになるか
という違いに似ている気がします。
ということで、今日は先生に聞きまくりました。無口な先生ですが、質問すると火がついたようでテンション上がったのかめっちゃ教えてくれました。
教えてくれる先生を見つけることは大事って2年目の先生が言ってたなーそういや。
今日は以前自分も往診に行った施設入所のおばあちゃんのお看取りがありましたが、死因は、
「老衰」
死因が老衰の方のお看取りは初めての経験。
急性期病院の患者さんは絶対に老衰で亡くなりませんからね。地域医療らしい現場でした。
治療や検査が進歩した昨今、人間の寿命は伸びたもののそのぶん病気で亡くなる人は増えたんでしょうね。次第に食べる食事が減って、(直前はいろいろあったけど)最後は静かに着陸するように亡くなるっていうのはこのご時世なかなかないのかもしれません。
ということで、自分も健康寿命が延びるよう不摂生に気をつけます!
マックやラーメンは週1にして栄養あるもの食べます!
そのために料理できる彼女を作ります!www
では、おやすみなさい〜👋
結果待ち
さて、今往診行ってて気になってる患者さんが2人ほど。
1人は、脳性麻痺の50台男性。やはりADLは低いので訪問看護やヘルパーさんに入ってもらって生活してて基本健康。
しかしここ1-2週間高熱が下がらない!痰がらみの咳多く、CRPは8から下がらず。初期のWBCは9000。喉は少し赤い程度。
最初はただの風邪かと思われたが対症療法で改善なし。なんかのペニシリン系抗生剤で改善なし。クラビット内服変更も改善なし。ついにロセフィン+サクシゾンのコンボ導入。。
次第にスペクトラムもbroadの薬に変えていかざるを得なかったようです。
長引く高熱と咳、WBC相対的低値、僕はマイコプラズマ肺炎も鑑別にあげ、先生の許可とって迅速検査出しました。
明日結果でます。陰性だったらまた考え直さねばだな。まあ、症状良くなってればそれでいいんだけどね。
もう1人は心不全の一過性急性増悪を繰り返す90台のおばあちゃん。発作のたびにレペタン(オピオイド)とドルミカム(BZD)の皮下注射で呼吸苦を軽減させる。BZDを使うとは僕も知りませんでした。
週末は落ち着いてたみたい。よかったよかった。